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日系スーパーでカールが安売りしていた。
1ケース(10個入り)を娘のために買っておいた。 息子が自分の誕生日を我々と一緒に過ごしたいと突然帰って来た。 (本当はロブスターのお造りを食べたかっただけ) 地下に切らした調味料を取りに行った。 娘のために買っておいたカールの箱が開いていた。 頭の黒いねずみの仕業だった。 あのカールは娘から頼まれたもので食べてもらっては困る、そうねずみに注意した。 ねずみ、大あわて。 だってねずみにとって一番怖い存在なの、娘は。 もう絶対食べませんと約束をした。 娘から「悲惨な話」というタイトルでメールがきた。 中国のカップルの話だった。 本当に悲惨で返事のしようがなかった。 仕方ないので「悲惨な話2」というタイトルで返信した。 内容は・・・ 娘のために買っておいたカールを頭の黒いねずみが1個食べてしまった。 ねずみが何日居るかわからないが帰っていくまでに何個残っているのだろう? そんな話。 その夜娘から電話があった。 すごく怒っているの。 カールだけじゃない。 子どものときからあいつはわたしのシアワセを食べて大きくなってきた。 許せない! まあ、まあ、まあ。 一生懸命なだめた。 話を変えるために息子にカリフォルニアから仕事のオファーがあって行くかどうか迷ってるって話しをした。 娘は一言、「行け!」 カール1個の恨みはそれほど大きいのか??? 息子が帰っていった。 「お世話になりました。楽しかったよ。ありがとう。」 そこまではニコニコして聞いていた。 そのあと 「暮れにまた帰ってくるね。」 「・・・・・・・・・・・・」 カリフォルニアに行け! 本気で思った...... だって、だって息子が居る間、わたしず~っと飯炊きババアだったんだもん(涙)。
by tomaqu
| 2007-09-27 09:03
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